RPGツクールMVの変数で遊ぶ

初めに

この記事はkstmアドベントカレンダー2017 11日目の記事として書かれました。

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やる事

RPGツクールMVのイベントコマンドである[変数の操作]にはオペランドとして[定数][変数][乱数][ゲームデータ][スクリプト]の5種類が用意されています(図1)。この記事ではその中の[スクリプト]で遊びます。

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図1.イベントコマンド[変数の操作]
文字列を入れる

RPGツクールMVの変数に文字列を入れるには[スクリプト]内で、シングルクォーテーションやダブルクォーテーションで囲みます(図2)。実際に図2の様に入力した結果を制御文字「\V[1]」を使って表示すると「あいうえお」とシングルクォーテーション内の文字が表示されているのが分かります(図3)

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図2.文字列の入力例

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図3.文字列の出力
配列を入れる 

RPGツクールMVの変数に文字列を入れるには[スクリプト]内で、角括弧で囲み、それぞれの要素をカンマで区切ります(図4)。実際に図4の様に入力した結果を制御文字「\V[1]」を使って表示すると「ぜろ,いち,に,さん」と角括弧内の文字が表示されているのが分かります(図5)

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図4.配列の入力例

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図5.配列の出力
要素を取得

配列の要素を取得するには「$gameVariables.value(i)[j]」の様に入力します。ここでのiは配列が入っている変数の番号、jは取得したい配列の要素の番号を入力します。(図6)実際に、先ほどの配列を入力してから図6を入力した結果を制御文字「\V[1]」を使って表示すると配列「ぜろ,いち,に,さん」の先頭の要素である「ぜろ」が表示されているのが分かります(図7)

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図6.要素の取得

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図6.要素の取得例

実装例

紹介で使ったゲームを実際にRPGアツマール上で公開しました。